コーラストップページへ戻る 


ヤマハOB混声合唱団2020年度の活動レポート


新型コロナウイルス感染拡大の為、昨年2月から練習を中止する事態となりました。先行き不安の中、団の維持を第一に考え、
団員との絆を切らさないよう、頻繁に情報発信を続けてきました。
   
しかし、今後の会の先行きに不安を感じて、ZOOMの
活用を提案したところ、コーラス経験の豊富なメンバー
安斎眞治さんが引き受けて下さり、指導の森内秀夫先生
が指導方法を考えて下さることになり、昨年6月より
リモート合唱教室」を開始する事ができました

9月迄の4か月間、計8回実施。毎回約20名が参加しま
した。画面上ではありますが、久しぶりの再会。
森内先生が心血を注いで下さった指導画面に合わせて
歌える喜びを皆で味わいました。

コロナ感染拡大第1波が落ち着いた頃、公共の施設が合唱への貸し出しを再開し、全日本合唱連盟が活動の為のガイドラインを公表しました。   
私達は高齢者集団です。多くの合唱団が活動再開するのを横目で見ながら、第2波が少し落ち着いた10月に、満を持して練習を再開しました。ガイドラインを忠実に守り、「窓のある広い会場で、
頻繁な換気、手洗い消毒、距離を空け、資料手渡し禁止、お喋り&終了後の飲食懇談禁止、空いている電車で往復できる時間設定
」を徹底し、感染防止に努めました。
久し振りに皆で声を合わせて歌える喜びは格別! ハーモニーの中に身を置く幸せに酔いしれました。
リモート合唱教室」の様子はYouTubeにUPしていますが、‘対面’練習の様子もヴィデオで録画し同様にUPし、
参加できない方にも、参加したメンバーの復習にも、大いに喜ばれました。(メンバー限定のYouTubeです)


 
 
 
再び感染の巨大な第3波が襲来した12月、そして1月
から2か月半にも及ぶ非常事態宣言の間は再びリモート
で繋ぎました。

昨年1月の 新春の集い 以来久しく「舞台」から遠ざかり、
長い間目標が持てませんでしたが、合唱団「マカデミア
が 主催する『マカデミア合唱祭』(5月)への参加を決め、
それに向けて、大波が落ち着いた間に2回 の練習を実施
しました。目標に向けての練習は特別!皆の思いが一層高
まり、森内先生 の熱のこもった指導で、回を重ねる度に
どんどん仕上がって行く事を実感しました。


 この1年間で練習した曲は、オペラ「Nabucco」より
 「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」(G.Verdi)、
 メンバーの 向井利行さん が 新たに 合唱用に編曲した
 「くちなし」 (作詞:高野喜久雄 作曲:高田三郎)、
 更に、
 桜田直子さん編曲の「時代」(作詞・作曲:中島みゆき)
 と、「いのちの歌」 (作詞:Miyabi 作曲:村松崇継)
 の4曲です。


しかし!! 又もや感染の大波に襲われ非常事態宣言となった為、合唱祭は辞退し、対面練習も断念しました。
   音楽界は「リモート合唱・合奏」という、コロナ禍ならではの新たな音楽活動が盛んになりました。メンバーの安斎さんはリモート合唱の経験を活かし、1人で全パートを歌い編集したリモート合唱にチャレンジ、YouTubeにUPされました。演奏曲は「いもうと」。メンバーの木下純さんが作曲した第6回ポプコン本選会(1973年)エントリー曲。
桜田直子さんに編曲をお願いしたヤマハOB混声合唱団のオリジナル編曲版です。

  
       全画面表示は「右下四角形ボタン」クリック ▲    
    
これに刺激を受けてメンバーの参加を募り「いもうと」に挑戦しました。思った以上にハードルが高く参加者が少なかったのですが、編集をしてメンバー限定のYouTubeにアップ。「リモート合唱」は仕切り直しをして再挑戦を検討中です。一方、これから先も本番の見通しが立たず目標が見出せないことから、「録画会」開催の可能性を考えています。

 

 
 
ヤマハOB混声合唱団は、2年後の秋に結成満10年を迎えます。 10周年記念コンサートを目指して、困難な状況では
ありますが、工夫を重ね着実に前に進んで参りたいと思います。

 <OB会30周年記念コンサート:2018年11月15日> 於:ヤマハホール



       

代表世話人 門脇 修(記)

コーラストップページへ戻る                            ページの始めへ戻る




<2021/05/20 文責:門脇 HP編集:後藤>